今日は浅草歌舞伎へ行ってきました。
(11時からの1部は寒かった‥)
今日のお年玉・年始のご挨拶は獅童さんでした。
ひと通り筋の説明が終わると、マイクを持って立ち上がって、
なぜか下手側にいらっしゃいました。
その後いろいろな注意と、1階席から3階席まで拍手の練習です。
獅童さんは、朝の部なので客席の反応が弱いと心配されたようなのですが、
大丈夫です!ちゃんと真剣に見ております!
獅童さん、近くで拝見すると色白で、男の色気を感じました。
素敵な声も相まって、ちょっと危険な魅力があって、
お側に寄ったら くらくら~っとなってしまうのもわかる気がします。
ちなみにイヤホンガイドの携帯電話OFFのお願いは、
今年は勘太郎さんでした。
一、「傾城反魂香」
土佐将監閑居の場
勘太郎さんの浮世又平に亀治郎さんの女房おとく。
勘太郎さんは「吃音でさえなかったら‥」と嘆く場面を悲痛に、
願い叶って喜ぶ場面を滑稽に演じていたけれど、
むしろ逆に、嘆く場面で少し滑稽さを加えた方が、
より哀れを誘ったと思う。
よろこぶ場面は‥これも真摯によろこんでくれた方が、
観客も一緒に涙してよろこべると思うのです。
それにしても‥
花道にすっと現れた時の勘太郎さんの清流のような清潔感。
得がたい魅力です。
亀治郎さんは小柄でなで肩なので、女形がよく合います。
"女心"が垣間見えてかわいらしく、本当の女性と見紛う程です。
今日は亀治郎さんが鼓を叩いていて、
やっぱり亀治郎さんも、唾をつけてクルクル、
表側は直接なめてクルクル‥っと鼓をぬらしていました。(なぜなぜ?)
二、「弁天娘女男白浪」
弁天小僧菊之助は、本当に七之助さんの柄に合っています。
ほっそりと美しく、女性に化けて美人局をするという役にぴったりなのです。
七之助さんは相変わらず、細い体に似合わぬまろやかで力強い声。
弁天小僧に戻った時のすごんだ声。あんな男役の声ははじめて聞きましたが、無理がなく、やっぱり鋼のような声帯の強さを感じました。
三津五郎さんの息子さんの巳之助さんが出ていらっしゃいましたが、
やっぱりお父さまに似ています。