『ヘドウィグ』は、いま
『ヘドウィグ』はいま、どうなっているのだろう。
明日観に行く人のために、良い方に変わっていればいいと思う。
舞台は一期一会。
観客にとっても出演者にとっても。
やり直しはきかない。
もう1度観に行くことはできないので、もしもいま進化や変化を遂げていたとしても、
私にとっての『ヘドウィグ』はあの2回の『ヘドウィグ』
三上さんのヘドウィグと山本さんのヘドウィグに違いがあるとしたら、
きっと「どう見せたいか」ではなく「何を届けたいか」‥だったのだと思う。
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『ヘドウィグ』はいま、どうなっているのだろう。
明日観に行く人のために、良い方に変わっていればいいと思う。
舞台は一期一会。
観客にとっても出演者にとっても。
やり直しはきかない。
もう1度観に行くことはできないので、もしもいま進化や変化を遂げていたとしても、
私にとっての『ヘドウィグ』はあの2回の『ヘドウィグ』
三上さんのヘドウィグと山本さんのヘドウィグに違いがあるとしたら、
きっと「どう見せたいか」ではなく「何を届けたいか」‥だったのだと思う。
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たぶん私がヘドウィグの中に見つけたかったのは、
泥の中の宝石
醜さの中の美しさ
弱さの中の強さ
猥雑の中の清純
映画のヘドウィグは、
探したりしなくても 悲しくて美しかった。
山本さんのヘドウィグは、
醜くもみじめでもなかったけれど、
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山本さんの『ヘドウィグ』を観て本当はいちばん気になっていたこと。
2回目くらいに顔を出した山本さんが
「ずっと このままだと風邪ひいてしまうんで‥」
上半身裸でずっと汗だくで演じていた人を、何度も舞台に呼び戻すのはしのびない‥。
そう思った。思ったけれど、でも‥‥何となく違和感を感じた。
舞台で全力を尽くしているのだから、また出て行くのは勘弁してほしい、ということかも知れない。
儀礼的な拍手はいらない‥ということなのかも知れない。
真意はわからないけれど、自分が物欲しげな観客になったようで悲しかった。
今回がはじめてではなくて、
「t・t・b」の時もショックだったけれど、気にしないようにしようと思っていた。
でも‥今度はできなかった。心がすーっと冷たくなっていくのがわかった。
「L5Y」で、山本さんは何度も舞台に顔を出して、
「今日は来てくれて本当にありがとう」とうれしそうに言ってくれた。でも、いつしか客席が埋まること、たくさんの拍手を受けることがあたりまえになってしまったのかな。
慣例的にカーテンコールをするのはどうかと思う。
無理に出ることもないと思う。
でも‥‥出るならば、気持ち良く出てきてほしい。
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『ヘドウィグ アンド アングリーインチ』の映画を見ました。
このお話がどんなお話なのかが、やっとよくわかった。
舞台を観る前に、歌詞の翻訳ではなくて映画の方を見ておけば良かったと思う。
(レンタルできるので、これから観に行かれる方には映画を見て行かれることをぜひおすすめします)
映画のヘドウィグは、みんなを励ましたりはしない。
リアルに存在するだけ。
その存在に、息苦しくなりそうだった。
ヘドウィグはトミーを追いかけていたけれど、
ヘドウィグが探していたものは、愛でもかたわれでもなくて、
「自分自身」だったのだな‥
自分の居場所や、自分が何ものかということ‥。
中村中さんのイツァークは線が細すぎると思ったけれど、
映画の中でも女優さんが演じられていて、そういう意味ではイメージが近い。
知的で冷たい感じのハンセルの母親も。
山本さんのラメが入ったメークやウィッグも映画のヘドウィグに似ていて、かなりこちらを意識して作られていたのだな‥と思う。
これもやっぱり「映画を見ていたかどうか‥」でずいぶん舞台の印象がちがってくるだろうな‥と思う。
私自身は、理解できなかった部分が映画で補われて、やっと自分の中で『ヘドウィグ』が完成した感じでした。
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HEDWIG AND THE ANGRY INCHの
が到着しました。
早速聴いてみたら‥楽しかった!
CDで聴く限りでは、歌と英語は山本耕史さんの方が上手だと思う。
話している時もそうだけれど、三上さんは声量が少ないのかも知れない。
少し喉がつらそうなのかな?とも思った。
でも‥このパフォーマンスと熱狂。
大好きな「SUGAR DADDY」は歌詞が曲にのりきれてなくて、英語の方がいいな‥
と思ったけれど
「THE ORIGIN OF LOVE」は日本語だったので、ヘドウィグの渇望するもの、
テーマがより明確に伝わってきた。
このテーマが伝わるかどうかで、舞台全体の印象がずいぶん違ってくるのだろうな‥。
「WIG IN A BOX」で三上さんがみんなに声をかけて。
「さぁ あんたたちの出番よ!歌いなさい!後ろに歌詞が出るからね!」
「もう1回行くよ!」
言葉は強気なんだけど、面倒見が良くてやさしい。
最後には、
「よくできたわね~みんなたち。 ちゃ~んと歌えました!」
とほめてくれる。
とっても楽しそう。
歌い間違いなのか、歌詞カードと違っているところが多々あるけれど、
“ヘドウィグ”として存在している三上さんは些末なことはちっとも気にしていないようだった。
私も一緒に歌いたかったな‥
♪急いでメイクアップ‥って。
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この頃 ヘドウィグや三上さんのヘドウィグのことばかり考えてる。
いろいろな場所を巡っていたら、
行ったことのない三上さんの舞台を、まるで観に行ったような気持ちにさえなって。
今日、パルコ劇場のHPで、2004年の三上博史さんのインタビューを読んでいたら、なぜだか泣けてきた。
最後の「ミッドナイト・レディオ」は、「みんな色々あるよ。でも頑張って生きようよ」 と、客席の一人一人をヘドウィグとして励ますために歌っていた。劇場に誰と来ていようが、とにかく一人一人に思いを届けたくて
実際に観に行った方達の感想を読んで感じたことは、
きっと間違ってなかった‥。
三上さんは、ステージの上からみんなに伝えたいメッセージがあった。その強い気持ちに、泣けてくる。
三上さん自身も、ネクタイ外して高々と手を振り上げてくれたスーツ姿の男性に、胸が熱くなった‥と語っていました。
『ヘドウィグ』が特別なものだという人の気持ちが、
なんだかわかるような気がする。
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HEDWIG AND THE ANGRY INCH
「オリジナル・ジャパニーズ・キャスト・ライヴ・アルバム」
三上博史さん版ヘドウィグがアルバムになっていたので、
買ってしまいました‥。
山本耕史さんの『ヘドウィグ』を観に行ったはずなのに、なぜか
三上さんのヘドウィグを追いかけている‥
きっと、自分の探していたものがこの間の舞台では見つけられ
なかったからかも知れない‥。
見つけられなかったけれど、その片鱗を見ることができた。
だから、よけいに渇望してしまうのかも知れない。
三上さんのヘドウィグがそうだとは限らないけれど、ヘドウィグに
関わるものなら確かめてみたい。
この間、偶然に2年前のTop Stageで「ヘドウィグ」について語る
三上さんの記事を見つけました。
「とにかく僕としては観客の皆さんと一緒に、最後のあそこまで
(感情的に) 行き着きたかったんですよ。 一人も置いてくことなくね、引っ張って行きたかった」
すごく強い愛を感じました。
三上さんてどんな方なんだろう。
きれいな顔で、個性的な発言をする人‥という印象しかなかった。
もう1度もっと知りたい‥と思う。
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2回目のヘドウィグを観てから気になって、
いろいろ巡っていたら、三上さんの公演を詳細にレポされているブログに出会いました。
どんなアドリブがあったか、客席の反応なども細かく書かれていて、まるで実際に観に行ったような充足感でした。
三上さんのヘドウィグはかなり激しかったと聞きますが、三上さん自身のエネルギーだけでなく観客への愛も感じられます。
公演当時は存在さえ知らなかった舞台だけれど、観たかった‥とあらためて思いました。
北丸雄二さんの
「あれはいい意味でもそうでなくても三上のショウだった。彼の圧倒的なパワー」
その言葉がすごく気になっていて。
「ショウだった」ということは「ヘドウィグではなかった」ということなのかな。
でも‥きっと誰の中にもそれぞれのヘドウィグがある。
三上さんの“ヘドウィグ”を観て、心を震わせ泣いた‥という言葉を読むたび、その感動に淵にいたかったと思う。
発信するということはものすごいエネルギーが要るはず。
でもそれだけでなく、『伝えたいこと』と『伝える技術』がなければ見ている人に届かない。
きっとそれを発信する塊であったと思う三上さんのヘドウィグは、いったいどんなだったのだろう‥。
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『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の2回目を観ました。
山本耕史さんは歌がとても上手だと思う。素晴らしかった。
でも‥残念なのは、
ヘドウィグの美輪明宏さん風 語りの部分がずっと単調なこと。
あれがロックコンサートで、お芝居がおまけなら、それで良いと思う。
でも、『お芝居』として見るなら、語りの部分はヘドウィグを表現するには足らず、十分で無かったと思う。
ひとつの形をなぞっているだけのように見えて、私にはヘドウィグの悲しさや切なさは伝わってこなかった。
トミーとの出会いを話し出す頃の、情けない哀しそうな表情が良いだけに、もったいないと思う。
翻訳の北丸雄二さんは三上ヘドウィグを
「あれはいい意味でもそうでなくても三上のショウだった」
と書いていますが、それはそれで見てみたい。
私にとっては今回のヘドウィグも
「いい意味でもそうでなくても山本耕史さんのショウ」でした。
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『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』を観ました。
山本耕史さんは TVnaviで
「演技をする時、自分の中にあるモノマネの引き出しを参考に
することが多い‥」と語っていましたが、
今回のヘドウィグは、さしずめ 若い美輪明宏さん‥というかんじ?
頭の横で手をふる仕草やしゃべり方が。
メイクが、濃いというよりも、
あれは貼ってるのかな?アイシャドーと口紅が妙に目立ってた。
もっときれいでもいいのになぁ。
結局、最後まで感情移入できないまま終わってしまった。
それで新宿から帰ってくるのはつらかった。新宿は遠い‥
でも、曲は好きです。
お気に入りは「SUGAR DADDY」と「WIG IN A BOX」
「SUGAR DADDY」はカントリー調
「WIG IN A BOX」は、
雨上がりに傘をふってお散歩しているようなかわいらしい曲。
でも、全体的にメロディーがとてもきれい。
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