舞台

「SEMPO」東京千秋楽

4月22日は、吉川晃司さん主演の舞台「SEMPO」を観に、
新国立劇場に行って来ました。

一幕目、吉川晃司さんの歌はずーっと無く、待ちに待っていると、
やっと最後の最後に歌って下さいました。

「光と影」
吉川さんが中央に進み出てダイナミックに歌い上げると、
やっぱり迫力があります。ドラマチックです。
ちょっとゾクゾクッとしました。
「吉川節は封印する」と語っていらした吉川晃司さん。
本当にその通りになっていました。
正当に歌おうとしても色気があって魅力的です。
客席は思わず‥という感じで万雷の拍手。
観に来て良かったかも~と思える瞬間でした。

吉川晃司さんは役の年令にあわせる為か、かなり抑揚を抑えて台詞を喋るので、声に表情が出ていなかったのが残念。
でも、ノエルの名前を呼ぶ場面はグッときましたし、
最後に深々と頭を下げる姿が、吉川さんでなく、杉原千畝さんに見えて、じんとしました。

客席の反応は、千秋楽にしてはちょっと寂しいかな? という感じ。
お話が暗いので盛り上がりにくいのかな?
ピークを何処に持っていくのかが難しいのだろうな。
千畝さんが命をかけてビザを書くところが見せ場だけれど、
千畝さん側にもっとスポットあてた方が良かった。
両方が浅くなってしまって、印籠が出てくるのはもうわかってるし、
どこに感情移入していいんだか迷ってしまいました。

気になったのが、役者さんがつけている肌色の小さいマイクです。
人によって着けている場所がさまざまで、
いちばん多いのがこめかみや頬骨の辺り。
吉川さんは口のすぐ横でした。
額に着けている女性もいて、
たぶん声量や、その人の声の拾いやすさによって決めていると思うのですが。
着け方も、浮かせていたり、テープで頬にぴったり貼り付けていたり、
微妙~に様々で、いろいろこだわりがあるんだろうなって、何かおもしろかった。

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柳眉さんの独演会

柳眉(桂よね吉)さんの落語が聞きたいなぁ~
と思っていたら、何と3月に東京で独演会をされるそうなので、
早速チケットを申し込んでしまいました。
ほとんどのご出演が関西なので、貴重です。
 
「ちりとてちん」と「愛宕山」を演って下さるそうです。(わ~い)

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とき  :2008年3月2日(日)
      午後2時開演
ところ  :千代田区立 内幸町ホール
出  演:桂二乗、桂あさ吉、桂よね吉

(全席指定)3000円  2008年1月10日 チケット発売予定
   【発売所】チケットぴあ 0570-02-9999
   米朝事務所<東京> 03-3412-2585

桂よね吉公式HP http://www.geocities.jp/k_yonekichi/

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『ラスト・ファイブ・イヤーズ』東京千秋楽 2

9/17
暑さがぶり返した、とても熱い熱い日でした。

この日は祝日の千秋楽とあって、客席はコアな雰囲気。

キャサリンとのキスシーンで
山本さんが引き気味に見えるのは気のせい?
たしかに、井手さんはたくましく一人で生きていけそうではありますが‥

2曲目くらいで山本さんが曲中にバック転をして、
前方の真ん中あたりで拍手が起きる。
ちょっとファンイベントのような雰囲気でした。
バック転で拍手と言うのはどうなんだろう‥と、とまどいつつ。
序盤はどうしてもジェイミーの曲に拍手が集まりがちなので、井手さんがアウェイな気分にならなければいいけど‥と心配になる。

カーテンコールは3回
東京千秋楽にしては、静かな終わり方です。
3回目あたりに、また冷たくあしらわれたらどうしよう‥と
びくびくしていたけれど、
山本さんは「これから美味しいビールを飲みます!!」とも言わず、とても大人な対応で客席に温かく声をかけてくれました。
両手を何度もふったりもしてくれました。

3回目去り際にジャケットを脱いだのはご愛嬌。「これで終わりだよ」という合図でしょうか?ちょっと客席で笑いがもれました。
もちろんみんなそんなにひっぱるつもりはないので、終了のアナウンスが流れたら、大人しく解散。

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『ラスト・ファイブ・イヤーズ』東京千秋楽 1

東京グローブ座
9/17(祝) 14時~
演出:鈴木勝秀 出演:山本耕史 井手麻理子

前回のキャサリンは「演じる」ということとは程遠かったけれど、
井手麻理子さんのキャサリンは、はじめの2曲を悲しみの表情とともに、生身の情感を込めて歌い上げて、ぐっと引きつけられました。
特に2曲目の「See I'm Smiling」は、
少しだけ明るい笑顔を見せて、かすかな希望をつなごうとするキャサリンが、自分に言い聞かせるように
「きっと 大丈夫」と歌うのが切ない。
「L5Y」の舞台の上で、はじめて二人の愛の明と暗・時間の交差を見ることができました。

ただ3曲目の「I'm A Part of  That」からは、
井手さんの歌声と容姿からくる貫禄が邪魔をするのか、上手く時間を遡れない。
「I'm A Part of  That」は前回のNaoさんのキャサリンが最高に愛らしく、ダンスも洗練されていたので、その点ちょっと比べてしまった。
時間を遡ってキャサリンが若く初々しくなると、Naoさんの方に分があるように思う。
ジェイミーと並んだビジュアルも美しかった。

キャサリンの歌というのはいつも声を無理に張り上げているように聴こえるけれど、
あれは曲のせいなのか、歌い手の声量のせいなのか、どちらなんだろう。
曲の終わりの客席の拍手も、「素晴らしい!」というよりも、
「大変そうなのに、よくがんばりました」という感じになってしまう。

二人が時間を逆に進むというのはおもしろい設定だけれど、
いまだそのおもしろさを感じたことがない。
完璧なキャサリンというのは存在するのだろうか?
もしも次回の「L5Y」があるならば、ぜひ歌唱力のある、演技のできる女優さんに演じてもらいたいと思う。

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『血の婚礼』

東京グローブ座 14時~(上演2時間・休憩無) 
原案・原作:フェデリコ・ガルシア・ロルカ
劇作・脚本・演出:白井晃
出演:森山未來 ソニン 江波杏子 根岸季衣 ほか

ソニンちゃんははじめて見たけど顔ちっちゃかった!
(江波杏子さんが意外に小柄で細かったこともおどろきでした)
たぶんすごく身体能力が高いのだと思う。
舞台の上で、まるでゴムマリみたいに自在にはねていた。
 
ソニンちゃん演ずる花嫁は、少女のように可憐、でもどこかはすっぱ。初々しくて、したたか。
でもこれって、元祖崖っぷちタレントともいえるソニンちゃん自身かも知れない。

肩を上下させ呼吸を荒くし、大きな息づかいが聞こえてくると、
ぐっとお芝居の世界に引き込まれた。
その呼吸で、結婚式の朝突然現れた過去の恋人に思い惑い、胸の奥の狂おしいまでの本能と理性に引き裂かれる娘をリアルに出現させて見せました。

ぼう然としたようなカーテンコール1,2回目
3回目には笑顔になって、少女みたいにはにかんでスカートをつまんだ手を振ってくれて、その仕草がとても可愛かった。
ソニンちゃんでジュリエットを見てみたいな。

森山未来さんは特別背が高いわけでもないけれど、
色が白く、外国の男の子みたいで立ち姿が美しい。
レオナルドは妻も子供もいながら花嫁を追いかける勝手な男だけど、
消し去れない気品があって、
やっぱり、森山未来さんのロミオやハムレットを見てみたい。

残念だったのは特設ステージの為か、
床がベニヤのような板でステップの音がきれいに響かなかったこと。
ボタボタ‥ってかんじ‥(泣)
せっかくのフラメンコなのに何とかならなかったのだろうか。

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